地価上昇は都心商業地のみならず、利便性高い住宅地も上昇中。エリアも拡大中です。

 九州新幹線の全面開通を契機として、博多駅前地区の地価上昇が続いていますが、地価上昇は都心商業地全般に広がっているようです。現在は空前の低金利や市場での資金供給により、都心部を中心として高値取引が多く見受けられます。主に商業地は建物付きの収益物件が主流ですが、更地も売り物があれば同様の傾向です。問題は、いきなりトップギアに入れたような高値取引が見受けられることです。買い急ぐといいましょうか、買い急がないともちろん手に入りませんが、いつかきた道を辿るような買い方が見受けられます。政治経済がいい状態で数年推移するのであればペイしましょうが、いきなりトップギアに入る買い方は、前回のファンドバブルの時とまったく同じです。バブル以前は経済成長と国土の均衡ある発展に伴い、地価が上昇していましたが、現在は金余りや空前の低金利が大きな要因です。一度上がり出すと売り物が少なくなり、以前は売れなかった普通以下の物件までいい価格で流通しています。決して高い取引ばかりではありませんが、今の時代、購入には慎重かつ大胆な決断が求められているようです。

 住宅ではマンション用地等の入札案件は基準価格の5割増し以上の札が入っている案件が見受けられます。中古住宅や中古マンションもチラシの売値は明らかにそしてかなり上昇しています。周辺市町村にもその影響は拡大中です。昔は宗像市まで地価が上がり出すと地価上昇は終わりといわれていましたが、現在宗像市はまだマイナス傾向のようです。県南では筑後市が元気がいいようです。鉄道駅を有し、かつ新幹線駅もあります。高速インターチェンジも近く、ホークスの2軍の本拠地になるということで今後の発展がますます期待されます。

 住宅地の上昇継続には個人所得の上昇が不可欠ですので、購入は決して無理をなさらずに。