国際ロータリー2700地区2016~2017年度インターアクト指導者研修会が7月23日から24日1泊2日の日程で北九州市立玄海青年の家(北九州市若松区)で行われました。

 インターアクトは12歳から18歳までの青少年または高校生のための社会奉仕クラブで「奉仕と国際理解に貢献する世界的友好精神の中で相共に活動する機会を青年男女に提供すること」が目的です。
 今回は北九州市立高校のクラブがホスト校で戸畑工業高校がコ・ホスト校でした。

テーマは『繋がろう、仲間の輪!始めよう、私たちから!』です。

 さて8年ぶりの泊まりの講習会とのことで、私は青少年奉仕委員長として中村学園三陽中・高等学校(インターアクト校)を担当しています。(提唱RC:福岡平成RC)

 さて参加校は31校、各校3名のリーダーと高校顧問の先生方及び各提唱RC のメンバーが参加しています。初々しい各高校生たちが11班を形成し、カレー調理が始まりました。知らない者あるいは顔見知り程度でしょうか?緊張の中調理は進んでいきます。中村三陽高校は男子校ですので、7割が女子の中楽しそうにしているように見えました。日をおこした灰が思いっきり鍋の中に入っていましたけど大丈夫でしょうか!

 次はボディパーカッション(体をたたいてリズムをきざみその重なりで音楽を奏でること)でした。ドレミの歌、ミッキーマウス・マーチ、さんぽ(となりのトトロ)が課題曲で、班ごとに話し合いながら、創作しながらの約2時間の研修でした。

 その後は皆で作ったカレーを食べ、その後創作したボディパーカッションの発表会でした。翌日は5時半起床、ゴミを拾いながらの朝ハイク往復約1時間、ラジオ体操。そのあとは講師の先生の指導でワークショップ(学びや創造、問題解決やトレーニングの手法)でした。

 私たちは日頃交流がない高校の先生方とプライベートなお話がたくさんでき、子どもたちには慕われ、我が子にないいい対応をされることで頑張ろうと思うようになります。
 子どもたちの純粋な行為、行動、表情を見ていますと、私たちを40年前の青春時代にに引き戻してくれます。子どもがいる方、いない方含めて、忘れかけていたものや大切なものを取りに帰っている気がします。何よりも子どもたちと接していると『空気』が違います。生きること、生きていることの大切さ、子は宝物で希望とはよくいったものです。こんなことを感じた講習会でした。『だから、インターアクトははまるんです』とは前委員長の言葉です。納得です! 

(第一鑑定リサーチ 不動産鑑定士 吉田稔)