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第三回福岡県不動産市況DI調査

暑い夏もようやく終わりを告げ徐々に動きやすくなりつつあります。オリンピックでの夜更かしの影響もあるのでしょうか、最近は夏の疲れがどっと出ているような感じがしております。皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、(公社)福岡県不動産鑑定士協会は、福岡県、(公社)福岡県宅地建物取引業協会及び(公社)全日本不動産協会福岡県本部の協力を得て、公益社団化後3回目の不動産市況DI 調査を行いました。

「DIとは、現況や先行きの見通し等についての指数で、景気動向指数の略です。「よくなると思う」から「悪くなると思う 」を差し引いた割合で、よくなると思う人が100人のうち60人、横ばいと思う人が20人、悪くなると思う人が20人なら、60-20で+40%が指数となります。しばらくは良いのだと一般的に判断されます。わかりやすいのが特徴です。」

(実感値)質問:平成28年7月1日時点の地価動向について平成28年1月1日時 点と比較してどのように感じておられますか?
(予測値)質問:平成29年1月1日時点の地価動向について平成28年7月1日時 点と比較してどうなると予測されますか?

では不動産地価動向と不動産取引動向の一部の結果をお知らせ致します。

【不動産地価動向指数】
H28.1.1~H28.7.1(左:実感値):H28.7.1.1~H29.1.1(右:予測値)  

福岡県全域:+12.9%:+2.5%

福岡市   :+25.1%:+6.3%  

北九州市 : +4.3%:-4.5%

久留米市 : +6.7%:-6.9%    

福岡市はまだまだ上昇するという認識ですが急速に落ち着いてくる。北九州市と久留米市はこれからやや下がるという認識です。福岡市は上がり過ぎた感じがあり、これ以上については懐疑的になりつつあるようです。

・博多駅(JR九州)

2016-9-9-1.jpg

・KITTE博多(郵政)

2016-9-9-2.jpg

・交通センタービル(西鉄)2016-9-9-3.jpg

【エリア別地価動向指数】

H28.1.1~H28.7.1(左:実感値):H28.7.1.1~H29.1.1(右:予測値)   

北九州地域  :+4.28%:-4.4%

福岡・筑紫   :+25.6%:+7.8%

粕屋・宗像 ・ : +6.3%:+2.0%                 

直方鞍手・嘉飯:-12.9%:-10.0%                                   

久留米・朝倉 : +9.4%:+2.0%                         

筑後・大牟田 :-2.2% :-11.3%                           

田川      :-10.0%:+0.0%                     

京築     :-13.1%:-13.7%

田川地区を除いて、全体として指数が減少する傾向にあります。

2016-9-9-5.jpg

【不動産取引動向(件数)DI指数】
H28.1.1~H28.7.1(左:実感値):H28.7.1.1~H29.1.1(右:予測値)

福岡県全域について

戸建て販売    :-5.6%:-4.3%

マンション販売 :-5.0%:-1.4%

仲介件数     :+0.0%:+3.5%

建築件数    :-3.6%:-3.5%

仲介件数を除きやや弱気な状況であるが、約50%のヒアリング先が横ばいと答えており、全体としては大きな変化はない状態です。

マイナス金利、熊本大地震の影響等、不動産市況に与える影響を引き続き見極める必要があります。半年前と同じく、慎重姿勢が優勢になりつつあり、金融機関も不動産融資をやや絞り気味になりつつあるようです。一方、飛び抜けた高い不動産売買も引き続き見受けられ、優良物件が細る一方で、買手も限られてきています(高すぎて)。飛び抜けた取引が出始めると、過去は1年後くらいで売買キャンセルが出始め、その後急速な下げに転じたことがありました。今回は政権安定、超低金利政策の継続で果たしてどうなるのでしょうか。安倍政権の延長があるのかないのかでもその時期が異なるような気がします。(第一鑑定リサーチ 不動産鑑定士 吉田稔)